市長「地元としてとても残念なことと考えています」
函館市の工藤市長は4日、GLAYの無観客ライブ動画についてコラム記事をアップ。「私も視聴しましたが、GLAYのスケール感あふれるパフォーマンスと夕方から夜にかけて表情を変える活火山恵山の景色は、これまで目にすることのなかった圧倒的な映像であり、恵山の知られざる魅力を十二分にPRしていただいたものと感じています」と取り組みを称えた上で、一部の誤報にこう所感を示した。
「今回の収録において、一部メディアの取材不足による一方的な誤った報道で、GLAYの名誉が大きく傷つけられ、メンバーや関係者、撮影に携わった方々が悔しい思いと強い憤りを感じ、そして何よりもファンの皆様に多大なご心配をおかけしたことは、地元としてとても残念なことと考えています」
また、GLAYのメンバーには「彼らの音楽を通じて、函館のみならず北海道全体に多大な貢献をいただいており、その活動は、ファンに夢と希望を、そして、市民には誇りと勇気を与え続けています」と感謝。「GLAYの故郷である函館は、これからも変わらず彼らの活動を力一杯応援してまいります。ファンの皆様、よろしくご支援ください」と呼びかけた。
今回のGLAYの無観客コンサート動画は4日現在もYouTubeで視聴でき、函館市の観光情報サイトでも紹介されている。