「当初の記事によって誤ったイメージが拡散」と謝罪
そのうえで函館新聞は「記事化を急ぐ余り、周辺取材を進める前に拙速に記事を掲載したため、ビデオ撮影自体が無断で行われたとの誤ったイメージを与える結果となりました。いずれも慎重に取材をしていれば防げた事態であり、当社編集局としては、記事のチェック機能が働かなかったことも含めて反省点が多々あったと受け止めています」との見解を記載している。
また、GLAYの動画撮影をめぐる行政の対応については「8月27日までに、道が制作会社に通知書を送付し、その中では、工作物の解釈に誤解があったことが一因と指摘されています。この文書の確認をもって、この件の行政対応については完了しています」としている。
同紙は「当初の記事によって誤ったイメージが拡散し、GLAYとその関係者の方々に多大なご迷惑をおかけしましたことを改めておわびいたします。今後、取材の基本に立ち返り、再発防止に努めてまいります」と謝罪し、前出8月18日付の記事は電子版から削除したことも伝えた。