ご支援への感謝を忘れることなく...
冒頭、「この度、本校にて発生いたしました新型コロナウイルスの大規模な集団感染について、多くの皆様に多大なるご心配をお掛けいたしました」と伝え、「これまで経験したことのない状況は、生徒への対応、関係機関とのやり取り、鳴りやまない電話対応と、災害級の非常事態であるとの指摘を受けるほどでございました」と一連の出来事を振り返った。
対応に追われる現場の支えとなったのが、全国各地からのエールだったという。 「地元や全国各地から寄せられた激励やお見舞い、あるいは支援物資などたくさんの心温まるお気持ちに、教職員生徒一同どれほど救われ、魂が奮えたことか筆舌に尽くし難いものがございます」
感染していた生徒は無事退院することができ、陰性だった生徒・教職員も2週間の健康観察を終え、9月1日から学校を再開した。
「これから教職員生徒一同、感染防止対策や衛生管理を徹底すると共に、いただきました ご支援への感謝を忘れることなく、弱い立場の人に寄り添う心を持った、世のため人のために役立つ人材育成に一層の精進を積んでまいりたいと存じます」と誓い、「今後とも、温かく 見守っていただければ幸いでございます。この度はまことにありがとうございました」と結んだ。