無人けん制、マクガフだけが悪いのか 阪神OB「キャッチャーが確認してたかな?」

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「集中してる投手って意外に気づかないんですよね」

   一見すると、塁にランナーがいなかったことを認識せず、けん制球を投げてしまったマクガフのミスだ。ただ、中日・阪神でリリーフ左腕として活躍した高橋聡文さんは、これに持論を展開した。

   高橋さんは試合中に自身のツイッターを通じて、今回のプレーについて「もちろん確認不足の投手も悪い」としつつ、

「キャッチャーがしっかり投手に確認してたかな?右投手は盗塁のスタート見えないし、キャッチャーもセカンドにまったく投げる気無かったから、集中してる投手って意外に気づかないんですよね」

   と、その責任がキャッチャーにもある可能性を指摘。この日、マクガフとバッテリーを組んでいたのは10年目の西田明央だった。

   そして、「僕の場合はセカンドにランナーが行くと球種のサインが変わっていたので、毎回キャッチャーが確認してくれてました」と自身の現役時代の経験を引き合いに出して語った。高橋さんはこのときのキャッチャーが誰かは言及しなかったが、中日時代にはプロ通算出場試合数史上最多の名捕手・谷繁元信さんや、2番手捕手ながら落合博満・元監督にその実力を高く評価された小田幸平さんらとバッテリーを組んでいる。

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