2020年9月3日の巨人対DeNAで、珍しいファンサービス(?)があった。
巨人の田口麗斗投手が打席で次々とモノマネを披露し、ファンの注目を集めた。
「クオリティーが高い」「どんどんやってほしい笑」
6回裏一死一二塁のチャンスで第四打席に立った田口投手。自身の快投&タイムリーヒットで13対1とリードの場面で、これまでと様相が異なる打撃フォームで臨んだ。
打席入りの際、バットを真っ直ぐに立て、右脚を大きく上げて軽く一振り。日本ハムの西川遥輝選手のルーティーンを思わせる所作だ。
いざ対戦となると、バッティングフォームが小刻みに変化した。1球目は構えを作るまでの動きが吉川尚輝選手に、2~4球目は足のスタンス幅やバットの寝かせ方が丸佳浩選手に、ラスト5球目はバットを揺らしてタイミングを取る姿が亀井善行選手にそっくり。各選手の特徴を模したとみられる。
見逃し三振でベンチに戻った後、選手から何か声をかけられ、満面の笑みで応じていた。
田口選手はムードメーカーとして知られる。球団のSNSでもたびたびモノマネを披露し、ファンを楽しませてきた。今回のプレーもツイッター上では「クオリティーが高い」「どんどんやってほしい笑」と話題になった。