「圧が凄い」Wikipedia、最新の「寄付のお願い」が話題 「ほとんどの方はこのメッセージを読んでくださらないでしょう。ただ...」

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   オンライン百科事典「Wikipedia(ウィキペディア)」の日本語版に表示されるようになった「寄付募集バナー」が話題になっている。

  • 画像はウィキペディアのトップページから
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「スクショ2枚分の長さに...」

   2001年に開設され、現在では英語版や日本語版など250を超える言語で展開するウィキぺディアは、非営利団体のウィキメディア財団が運営しており、誰もが無料で利用することができる。また中立的な情報を提供するというポリシーから、広告を掲載せず、寄付によって運営資金を賄っていることで知られる。

   一方で、サイトの上部に表示される寄付募集のバナーの大きさやその内容がこれまでたびたび話題となってきており、「広告より邪魔だから広告つけろ」といった批判もみられる。

   そんな「寄付のお願い」だが、2020年9月ごろから「寄付圧が以前より強い」などとして再び話題となっている。J-CASTニュース編集部が3日にトップページへアクセスしたところ、「日本のウィキペディア読者の皆様にお願いです」という書き出しから、

「手短に申し上げます。この木曜日にウィキペディアの中立性を守るためのご寄付をお願いします。読者の98%は見て見ぬ振りをして、寄付をしてくださいません。もしあなたが今年すでに寄付をしてくださった特別な読者なら、心から感謝いたします」
「ほとんどの方はこのメッセージを読んでくださらないでしょう。ただ、私たちが願っていることがあります。オープンな知識の情報源に、何も請求されず、何も売り込まれず、広告も表示されずにアクセスできることが、どれほど貴重なことかを考えていただくことです」

などといった内容が続く寄付バナーを確認できた。一般的なスマートフォンでスクリーンショットを撮影すると、2枚分にもなる長さだ。なお、英語版でも同様のメッセージが掲載されている。

   この「ほとんどの方はこのメッセージを読んでくださらないでしょう」というフレーズや、分量の長さからか、ツイッターでは

「Wikipediaさん...メンタル大丈夫?」
「ついにWikipediaの寄付のお願いがスクショ2枚分の長さに...」
「寄付しろ圧が凄くてなんか怖い」

といった声が。一方で中には「Wikipediaが病んでるので寄付した」「ウィキペディアに1000円だけ寄付した」「話題の必死すぎる寄付のお願いが出てきて俺も思わず寄付してしまったよ......」などなど、心を動かされた人も見受けられた。

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