岸田文雄氏、家で「買い出し」「皿洗い」も 夫婦写真「論争」で、テレビ密着取材の内容に再注目

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「あの部分だけ見て、何か『対等ではない』と思われるのは...」

   岸田氏が3日に開いた政策発表会見でも「ツイッターの写真が論争になっているのをご存知でしょうか?」と、ネットメディア「ハフポスト」所属の記者から質問が出た(ハフポストでは2日、この写真についての記事を掲載している)。

   「『妻の手料理』というハッシュタグ。いろいろ背景があるのは分かりますが、1枚の写真だけを見てしまうと、奥様と対等な関係では一見ないように見えるということで批判が集まっていますけども、写真についてどう思いますか」という問いかけに対し、岸田氏は「そういったご指摘があると聞いています。なるほどなと思います」とした上で、こう答えた。

「ただ、あの写真だけ見たらそう思うではないか、それはその通りだと思いますが、あの写真はどういう場面だったか。テレビ出演の合間に帰ってきて、食事を作ってもらったというコメントはついていたと思いますが、外から帰ってきて(妻に食事を)作ってもらいました。ですから、帰ってきてすぐ座った段階ですから、マスクもつけ、背広も着ていたと思います。この後またすぐ出かけるという状況の中で席に着いた時に撮った写真ということです。

あれから食事が始まるわけですから、妻としても(食事を)出した後、写真を撮るのでそこにパッと立ってはおりましたが、その後必ず家族は同じ食卓につくわけですから、あの部分だけ見て、何か『対等ではない』と思われるのは、どうも...うーん、納得が、どうも、うーんと...、おかしな気がするところがあります」

   さらに、家族との関係についてもこう語っている。

「実際のところ、『対等ではない』とおっしゃいましたが、私は妻に対してそんなに強い立場にあると思っておりませんし、家事においても、食事は確かに作ってもらった場面ではありますが、平素から風呂洗いをはじめ、必要であれば皿洗い(をする)。皿洗いをしている映像が出たことがあったかと思いますが、そうしたことも家事は分担しております。

あの写真だけ見たらそうではないか、このことは謙虚にそういう指摘もあるのかと思いますが、実態はさっきの写真はそういう場面の途中の1コマであったことはご理解いただきたいと思いますし、私は平素の生活においても、自分のできる家事は分担していると。これが家庭のありようだということも、ぜひご理解いただきたいと思います」
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