通話アプリ「LINE」のトーク機能で、別々の会話がつながる現象を「二重螺旋(らせん)構造」と呼んだツイッターユーザーに対し、LINE公式が「リプライ機能」を勧めた。
「二重螺旋構造」はLINE公認?
きっかけはとあるユーザーによる2020年9月1日のツイート。LINEのメッセージでやり取りをする際に、相互に2件ずつ送信すると、毎回上のメッセージと下のメッセージで別々の会話が並行して生じる。これを「二重螺旋構造」と個人的に呼んでいるとして、この現象について共感を呼びかけたものだ。
DNAの「二重らせん構造」にちなんだようなユーモアのあるネーミングと共感性の高さからからか、ツイートは拡散。「あるある!」「まれに三重螺旋もおきる」といったリプライが寄せられ、3日現在19万件以上の「いいね」が付けられている。
このツイートに対し、LINEの公式ツイッターアカウントが2日に反応。
「LINEでの二重螺旋構造には、『リプライ機能』を使うと何に対しての返信かわかりやすくなるので地味におすすめです!」
と、「二重螺旋構造」対策として、どのメッセージに対する返信なのかを示すことができる「リプライ機能」を推奨した。
LINE公式の思わぬアドバイスに、「二重螺旋構造って公式なのか」「(リプライ機能について)これ、初めて知った」といった声が上がっている。