東京新聞・望月記者に聞いた 菅長官「出馬会見」の評価は?

建築予定地やご希望の地域の工務店へ一括無料資料請求

「早く結論を質問してくれれば、それだけ時間が浮く」

   菅氏の答えは、「限られた時間の中で、ルールに基づいて、記者会見は行っている。早く結論を質問してくれれば、それだけ時間が浮く」。望月氏の質問には直接こたえず、聞きたいことが分かるまでに時間がかかる質問を皮肉った形だ。望月氏もJ-CASTニュースの取材に対して、「やっぱり、一言皮肉が言いたかった(のだと)と思う」と話していた。

   望月氏は、今後の会見がどうなるかについては「分からないですよ」とする一方で、この会見に限っては、

「割と自分自身の言葉で語っているかな、と(感じた)。紙ばっかり見ていないので。私のときは『都合が悪くなると逃げちゃう』というのがあったが、立ち止まって朝晩の番記者さんへの対応もしっかり応じないといけない、ということはあるのでは」
「この会見が『番記者さんだけで打ち切ってるなぁ』では疑問だが、本人の中では、なるべく多くの記者に答えたい、という思いがあるのでは」

などと一定の評価をしていた。

(J-CASTニュース編集部 工藤博司)

1 2
姉妹サイト