女優の多部未華子さん(31)が主演する「私の家政夫ナギサさん」(TBS系)の最終回が2020年9月1日に放送された。
同ドラマは漫画家の四ツ原フリコさんの「家政夫のナギサさん」が原作。多部さんが演じるのは製薬会社のMR(医療情報担当者)の相原メイで、日々仕事に奮戦する一方でおろそかになってしまっている家事全般を任せるべく、家政夫の鴫野ナギサ(大森南朋さん=48)を雇うところから物語が始まる。ドラマ最終回となる第9回では、契約期間を終えたナギサさんがメイと4日間の同居を行い、本物の夫婦として新たな一歩を踏み出すことが決まる様子が放送されたが、これに対し、視聴者から絶賛の声が上がっているのだ。
「ハピエン厨だからこうゆうドラマ見ると心に栄養行き渡って元気になる~」
あるツイッターアカウントは「ナギサさんの最終回 最高だった とにかく多部ちゃんが可愛すぎ」と、ドラマの最終回に満足したとツイート。また、別のアカウントは、「わたナギめちゃくちゃ可愛かったーっ!!ラストも最高だった ハピエン厨だからこうゆうドラマ見ると心に栄養行き渡って元気になる~」と、そのハッピーエンドなラストに太鼓判を押すなど、やはり、絶賛の声が相次いでいる状況だ。
作中で2人は4日間の同居を「トライアル結婚生活」と位置づけ、実際に「結婚生活」を開始。しかし、その途中ではナギサさんが「失踪」してしまうなど、どんでん返しの予兆ともとれるワンシーンがあった。ただ、最終的に、メイはナギサさんへ思いを打ち明けることができ、ナギサさんがこれを受け入れたことで2人は結婚することに。このため、最終回に対しては前述のものの他にも「わたナギ、登場人物が全員良い奴しか居なくて良いドラマだった......」といったツイートが上がるなど、大団円のラストに感動したとする声が視聴者から相次いだ。
「雇い主の若い女の子に恋愛感情持つオジサン」はプロ失格!?
なお、これらの声よりは少なかったものの、ドラマのラストに違和感を覚えたとする声もチラホラ。あるツイッターアカウントは、
「私の家政夫ナギサさん、気持ち悪いの私だけ?仕事として家政婦やっているのに、結局、雇い主の若い女の子に恋愛感情持つオジサン...プロ失格じゃん...」
と、ドラマの最後で「恋愛感情」の要素が入ったことで、それまでの家政夫としての見事な働きぶりに「不純物」が混ざってしまったと残念がっているほか、別のアカウントも、「あらためて思い出してもナギサさん最終回気持ち悪いな。田所さんとくっついてナギサさん雇うendでよかったな」と、メイは同業の田所優太(瀬戸康史さん=32)と結婚すべきだったとの声も上がっている。
ただ、これらの声に反論する形でのツイートとして、
「ナギサさんは(中略)周りの余りある後押しと何よりメイ側からの猛アタックで崩し的に(それでも年齢健康面を理由に辞退しようとした)っていう流れがある」
といった声や、
「ナギサさん、年の差のあるおじさんと恋愛が気持ち悪いみたいなこと書いていますが、実際に大森南朋さんの奥様は多部ちゃんと同い年だよ...」
と、ナギサさんを演じた大森さんの妻が女優の小野ゆり子さん(31)であることを挙げる声も上がっており、総合的に見てみると、やはり、多くの視聴者がドラマの結末に満足しているようだ。
(J-CASTニュース編集部 坂下朋永)