菅氏は「パンケーキ」、石破氏は「カレー」、岸田氏、河野氏は? 好物から見る「ポスト安倍」

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「菅ちゃん、総理になったらパンケーキ今以上に行けなくなるんじゃないの?」
「菅さんが首相になったら好物のパンケーキ食べに行く時間とれるのかな...」
「ガースーさん大好きなパンケーキ食う機会が少なくなっちゃうんですが大丈夫なんか」

   2020年8月30日、菅義偉官房長官の自民党総裁選出馬「意向」が各メディアで報じられると、ツイッターでは上記のようなつぶやきが相次いでいる。

  • パンケーキを満喫する菅官房長官(インスタグラムより)
    パンケーキを満喫する菅官房長官(インスタグラムより)
  • パンケーキを満喫する菅官房長官(インスタグラムより)

スイーツの菅氏、スパイスの石破氏

   菅氏の好物がパンケーキなのは、ちょっとした有名なエピソードだ。2019年の「週刊文春WOMAN」のインタビューでは、ホテルニューオータニ内のレストラン「SATSUKI」によく通っていることや、自宅に近い横浜の専門店「bills」に、妻と一緒に並んだこともあると明かし、話題を呼んだ。

   これをきっかけに菅氏に好印象を持っている人も少なくないようで、今回の総裁選出馬報道にも、「パンケーキ好きに悪い奴はいないから応援」「菅ちゃん総裁になって首相になったら桜を見る会じゃなくて一緒にパンケーキを食べる会やってほしい」などといった投稿が。

   ちなみに元々菅氏はお酒を飲まない「下戸」で、代わりに「甘党」なのだとか。19年の「女性自身」によれば、出身地・秋田の銘菓「やましな」なども好物だという。

   ところで、ほかの「ポスト安倍」たちの好物はどうなのだろうか。

「石破カレー」を振る舞う石破氏
「石破カレー」を振る舞う石破氏

   なんといっても有名なのは、石破茂元幹事長の「カレー」である。19年の「月刊エンタメ」のインタビューでは、

「カレーを食べることが人生の喜びみたいな感覚があるんですよ(笑)」
「大学時代の4年間はほとんどカレーを食べ続けていたしね。昭和はカレーとともにありました」

   といった「パワーワード」を連発している。

   食べるだけでもなく、自分でも作ってしまう。ご飯はサフランライスを使い、ルーにガラムマサラなどを加えてスパイシーに仕上げるのが「石破流」だ。自民党党大会などのイベントで、この石破カレーを自ら振る舞ったこともある。

岸田氏は広島のあの料理、河野氏は「ドリアン」!?

   有力候補のもう一角、岸田文雄政調会長はどうか。毎日新聞の2017年記事では、好物として「納豆」が挙げられているが、その愛着のほどは定かではない。

   むしろこだわりがあるらしいのは、「お好み焼き」だ。広島を地盤とするだけあり、もちろん愛するのはいわゆる「広島風」である。18年の日経新聞には、ヘラを片手に「オタフクソース」の前掛けを着けて、満面の笑みを浮かべるショットが掲載された。行きつけのお店もあるようで、安倍晋三首相や、キャロライン・ケネディ米駐日大使(当時)らを招いている。

お好み焼きを食べる岸田氏。なお、作る方はそれほど得意ではないんだとか
お好み焼きを食べる岸田氏。なお、作る方はそれほど得意ではないんだとか

   もっとも週刊新潮などには、この「お好み焼き推し」も、石破氏のカレーに「対抗」するための戦術では――?と勘繰られ、「国民食ともいわれるカレーに比べて、お好み焼きでは分が悪い」などと皮肉られたことも。

   最後に、河野太郎防衛相である。ツイッターでの「ベーコン」発言が話題になったり、NHKの取材に「カレーは飲み物だよ」と言い放ったり、食に関するネタにも事欠かない河野氏だが、「大好物」は実は「ドリアン」だ。

日星外相会談でドリアンをいただく河野氏
日星外相会談でドリアンをいただく河野氏

   政治家転身前に会社員としてシンガポールに駐在していたころには、「二年間、毎日のように食べてました」(本人のツイッターより)。外相時代には、ある国の大使館からドリアンをプレゼントされたのだが――ドリアンと言えば、あの独特のにおいだ。大臣室に充満したにおいが漏れ出し、「ガス漏れ」ではないかと外務省が騒ぎになった、という顛末も、ツイッターでは明かしている。

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