岸田氏は広島のあの料理、河野氏は「ドリアン」!?
有力候補のもう一角、岸田文雄政調会長はどうか。毎日新聞の2017年記事では、好物として「納豆」が挙げられているが、その愛着のほどは定かではない。
むしろこだわりがあるらしいのは、「お好み焼き」だ。広島を地盤とするだけあり、もちろん愛するのはいわゆる「広島風」である。18年の日経新聞には、ヘラを片手に「オタフクソース」の前掛けを着けて、満面の笑みを浮かべるショットが掲載された。行きつけのお店もあるようで、安倍晋三首相や、キャロライン・ケネディ米駐日大使(当時)らを招いている。
もっとも週刊新潮などには、この「お好み焼き推し」も、石破氏のカレーに「対抗」するための戦術では――?と勘繰られ、「国民食ともいわれるカレーに比べて、お好み焼きでは分が悪い」などと皮肉られたことも。
最後に、河野太郎防衛相である。ツイッターでの「ベーコン」発言が話題になったり、NHKの取材に「カレーは飲み物だよ」と言い放ったり、食に関するネタにも事欠かない河野氏だが、「大好物」は実は「ドリアン」だ。
政治家転身前に会社員としてシンガポールに駐在していたころには、「二年間、毎日のように食べてました」(本人のツイッターより)。外相時代には、ある国の大使館からドリアンをプレゼントされたのだが――ドリアンと言えば、あの独特のにおいだ。大臣室に充満したにおいが漏れ出し、「ガス漏れ」ではないかと外務省が騒ぎになった、という顛末も、ツイッターでは明かしている。