人気スマートフォンゲーム「ディズニー ツイステッドワンダーランド(Disney Twisted-Wonderland)」(以下ツイステ)で、金銭に関する不具合報告がSNS上を中心に相次いでいる。
J-CASTニュースが取材を進めると、1回の購入に対して二重の請求が行われたとするファンが多数いた。さらには、払い戻し請求を行っていないのにも関わらず、身に覚えのない払い戻しが行われたというファンからも、話を聞くことが出来た。
アイテムの所持数がマイナス表記に
ツイステは2020年3月にリリースされたゲーム。ウォルト・ディズニー・ジャパン株式会社(東京都港区)協力のもと制作された。f4samurai(東京都千代田区)が開発・運営を担い、アニプレックス(東京都千代田区)が企画し配信を行っている。ディズニー・ヴィランズをインスパイアした世界観やキャラクターたちが、若い女性を中心に高い人気を誇っており、イベントなどがあると、ツイッターのトレンドにも幾度も浮上している。
そんな大人気ゲームで、「多重請求」疑惑が起きている。
Xさん(匿名)は8月21日17時ごろ、1度しか購入できないアイテム「魔法石パックC(初回)」980円を購入。その後、残高を確認すると、「魔法石パックC(初回)」に対して2回の請求が行われていたことが発覚した。Xさんは重複請求を受けてすぐ、Android端末向けアプリの配信元である「Google Play ストア」に重複分の払い戻しを請求したところ、無事に受理された。
しかし8月22日9時頃、Xさんがツイステ内のアイテムを確認すると、アイテムの所持数がマイナス表記となってしまった。「魔法石パックC(初回)」を1つ980円で買ったのに「魔法石パックC(初回)」2個分の1960円が請求されていたので、重複分の980円は返してもらったのに、何故か購入したはずのアイテムも取り上げられてしまったことになる。Xさんはツイステの運営事務局(以下運営)にこの件について問い合わせを行った。