安倍首相「辞意表明の確率が高い」 予定稿の依頼「暴露」の内田樹氏が物議

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「あくまで両面みての原稿依頼ではないか?」との指摘も

   ツイッター上では、「最低限の仁義は必要と思うが」「実際そうであってもそうでなくとも、軽々しく話すことではない」「辞任しますと言ってほしいなあ という個人的な希望でしょう」などと書き込まれている。

   一方で、新聞2社が本当に「辞意表明の確率が高い」と内田氏に伝えたかについて疑問もあった。「あくまで両面みての原稿依頼ではないか?」「原稿を依頼したメディアも、大っぴらにリークされちゃうと原稿使いづらくなるのでは? 結局ボツにされるのでは?」との意見が出ていた。

   内田氏は、こうした異論には反応せず、予定稿の内容について一部を紹介するに留めた。

「安倍政権の『功罪』について。『権力者はどんな無法非道をしても処罰されない』という歪んだモラルを深く内面化した人たちが『リアリスト』を自称するようになって、あちこちで偉そうにしているというのが『罪』の最たるものかな」
「それから事大主義の蔓延。『勝った者は正しかったから勝ったのだ。多数派を制した者は真理を語ったから多数の票を得たのだ』という頭の悪い推論を政治家もジャーナリストも平気でするようになりました」

   内田氏は、ネット上の疑問についてどう考えるのか、J-CASTニュースでは8月27日に取材を申し込んだ。内田氏は、対談の仕事などで忙しいらしく、同日19時現在では、取材依頼への連絡は来ていない。

(J-CASTニュース編集部 野口博之)

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