スキャンダルから救ったのも...
ところが、松村さんは14年10月に「週刊文春」にて出版社に勤める男性と路上でキスをする姿を撮られていた。このスキャンダル以後、しばらくメンバー・ファンともぎこちない関係でいた松村さんをフォローしたのもバナナマンだった。
15年1月19日放送「乃木坂って どこ?」で、松村さんの11thシングルでの選抜入りが発表された。この時
「ずっと、もうステージに立つのも人前に出るのも怖くなっちゃって、自分でもずっと、もうだめだって思って...、もう私できませんってずっと言ってて、何であいつが入るんだって皆さん思うだろうけど」
と話した松村さんに設楽さんは、
「もうしょうがないじゃんって感じだよね。責める人の気持ちも分かるし。やっちゃったのは自分だからそれは責任もあると思うけど、昔のね、バカみたいな事を言っている松村が戻ってきてくれないと寂しいところもありますし」
と話し、日村さんも「もういいでしょ。十分自分も痛い目を受けたんだろうし」と声をかけた。
10~20代の成長途上のアイドルを見守る大人としてのバナナマンの存在が、乃木坂メンバーがのびのびと活動してこられた一因と思われるが、松村さんもその環境を最大限活かせた1人かもしれない。前出の「一番この顔になりたいメンバー」アンケートで1位を獲った時、恥ずかしがる松村さんに「普段は『褒めろ!褒めろ!』言うくせに褒める時になったら恥ずかしがって」(設楽さん)「今の『ん~』っていうのもすごいカワイイ」(日村さん)と、時には本音を交えて褒めたり励ましたりするバナナマンとの関係もファンにはほほえましく映っている。
同い年の白石麻衣さんも卒業発表済みで、新内眞衣さんについで2番目に年長のメンバーとなる松村さんであるが、まだまだ後輩に負けないビジュアルと奔放ぶりが衰えそうにない。
(J-CASTニュース編集部 大宮高史)