「一度2軍で調整したほうがいい」 DeNA山崎不調にファン気遣う

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   プロ野球のDeNAは2020年8月25日、横浜スタジアムで広島と対戦し5-4でサヨナラ勝ちした。8月7日以来の登板となった先発・上茶谷大河投手(23)が5回4安打2失点と試合を作った。7回に中継ぎが崩れて2点を失い同点とされるも9回2死1、2塁から大和内野手(32)のヒットでサヨナラ勝ち。チームは連敗を「3」で止め、首位・巨人を4.5ゲーム差で追いかける。

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ラミレス采配ズバリ的中でサヨナラ勝ち

   同点で迎えた9回、先頭・柴田竜拓内野手(26)がセンター前ヒットで出塁し、続く戸柱恭孝捕手(30)が送りバントを成功させた。1死後、この日4安打の梶谷隆幸外野手(31)が申告敬遠で歩き2死1、2塁。1打逆転の場面で今シーズン初めて2番に起用された大和が左中間を破るサヨナラヒットを放った。

   リーグトップのチーム打率を誇る打線は、この日も好調だった。2回には宮崎敏郎内野手(31)の豪快な2ランで先制。5回には四球と2塁打で無死2、3塁とし、ネフタリ・ソト内野手(31)の犠牲フライで1点を追加した。打撃陣は広島投手陣から計11安打を放ち5得点。アレックス・ラミレス監督(45)の采配もズバリはまりサヨナラ勝ちを呼び込んだ。

   劇的なサヨナラで連敗を止めたDeNAだが、セットアッパーに配置転換となった山崎康晃投手(27)が不安を残した。この日、2点リードの7回に登板した山崎は先頭・坂倉将吾捕手(22)にセンター前に運ばれ、ホセ・ピレラ外野手(30)にレフト前ヒットを許し無死1、2塁のピンチに。堂林翔太内野手(29)を3ゴロに打ち取り1死2、3塁となったところで降板となった。

7月下旬からセットアッパーに配置転換

   2点リードの場面で1死しか取れず1回持たずに降板。後を継いだエドウィン・エスコバー投手(28)は踏ん張りを見せたがこの回2点を失い同点とされた。今シーズンは抑えとしてスタートしたが不安定な投球が続き7月下旬からセットアッパーに配置転換。ここ4試合は無失点で切り抜けてきたが、この日はツーシームにキレが見られず、連打を浴びてピンチを広げてしまった。

   かつての絶対的守護神の不調にベイファンからは心配と不満の声が入り交じっている。一向に調子の上がらない山崎にネット上では「明らかに調整不足」と指摘する声の一方で「一度2軍で調整したほうがいい」と気遣う声も。かつての守護神は完全復活出来るのか。ホーム6連戦の初戦を飾ったチームは追い上げ態勢に入った。

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