お笑い芸人のほんこんさんは、ツイッター上で自身の似顔絵に政治思想を揶揄するような文言を添えて投稿したユーザーに対して「対応させて頂いて構いませんか?」「我が国日本は法治国家なので」と法的な対処をにおわせた。
日本のツイッター上では2020年8月24日頃からハッシュタグ「#ほんこんおもんない」を付けた投稿が相次いでいる。
具体的な措置には言及せず
ほんこんさんは出演するテレビ番組や自身のツイッター、YouTubeチャンネルなどを通じて、保守的な発言をすることで知られている。
8月22日放送のテレビ番組「教えて!ニュースライブ 正義のミカタ」(ABCテレビ系)では、安倍晋三首相が8月17日に病院で検査をしたという話題に対し、「国家機密」であるため報じるべきではないという考え方を示した。一方、ツイッター上ではこうしたほんこんさんの思想を批判する目的からか、8月24日頃からハッシュタグ「#ほんこんおもんない」を付けてツイートする動きが相次いだ。
こうした中で、前述のタグとともに、ほんこんさんの似顔絵画像に「おもろない」という文言を添えて投稿するユーザーも現れた。ほんこんさんは、このユーザーの投稿に対し、24日15時頃のツイートで、
「これ私の事ですか?タグ付けで『ほんこんおもんない』と書かれてますが対応させて頂いて構いませんか?」
と述べた。
このユーザーは他にも、政治思想を揶揄するような言葉を入れた「似顔絵」画像を投稿。似顔絵は「著作権フリー」だとし、画像のような使い方をするように他のユーザーに呼びかけていた。これに、ほんこんさんは「著作権フリーと書かれましたが最近この様な案件が多いので 我が国日本は法治国家なので」とした。ただ、具体的な措置の内容については言及しなかった。
25日12時現在、このユーザーによるほんこんさんへの揶揄を呼びかけるような投稿は削除されている。ただ、ほんこんさんが24日にこのツイートを投稿して以降も、ツイッター上ではハッシュタグ「#ほんこんおもんない」を付けた新たな投稿が相次いでいる。