フワちゃん、24時間テレビ生配信中に失禁騒ぎ 専門医「若いのに全部漏れは珍しい」

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お腹に力が入ったときに尿が漏れる「腹圧性尿失禁」か

   実は、フワちゃんは、笑いすぎると失禁してしまうとツイッターやテレビ出演で度々明かしていた。中学校時代からだといい、2019年2月23日には、「わらいすぎておしこもれた」と床掃除に追われる写真付きで告白している。20年1月1日も、「いろいろあって新年あけて10秒でおしっこ全部もらしたさいあく」と悔しそうな表情の写真を投稿していた。

   ツイッター上では、「トイレもまともに行けなくてずっと我慢しちゃったとかなの?」「分からんけど膀胱の病気か何かかな?」「病気の場合もあるので、気をつけてくださいね」とファンらから気遣う声が相次いでいる。

   笑いすぎると失禁してしまうというのは、「腹圧性尿失禁」という状態のようだ。

   日本泌尿器科学会のサイトによると、お腹に力が入ったときに尿が漏れてしまう状態で、骨盤の底にある筋肉(骨盤底筋)が緩むために起きる。女性の失禁の中で最も多く、週1回以上経験している女性は500万人以上と言われているという。

   腹圧性尿失禁に詳しい常磐病院(福島県いわき市)の新村浩明院長は8月24日、J-CASTニュースの取材にこの失禁タイプだとしたうえで、こう解説した。

「原因としては、出産したり、加齢で筋肉が弱ったりすることが挙げられます。若いときのは、肥満になったり、運動不足だったりする可能性がありますね。咳や笑いで一瞬ちょっと漏れることはありますが、26歳の若さで全部漏らすというのは珍しいと思います。キャラ的に感情のコントロールをせずに大笑いが止まらないので、漏れてしまうのかもしれませんね」

   この失禁を治す方法については、次のように話す。

「出産や加齢によって酷くなると、メッシュで尿道を支える手術などが必要になりますが、フワちゃんは若いので、まずは筋肉を鍛えればいいと思います。骨盤底筋運動という体操ですね。以前に『膣トレ』という本も出ていました。尿道も膣も骨盤底筋で支えられていますので、お尻や膣を締めたりするわけです。失禁が続いているときの対策としては、吸収性の高い尿漏れパッドやパンツなどがあります。フワちゃんは水着みたいな服装ですので、目立ってしまうかもしれませんが」

(J-CASTニュース編集部 野口博之)

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