米インディアナポリスで行われた伝統の自動車レース「第104回インディアナポリス500マイル」(以下、インディ500)で優勝した佐藤琢磨選手が、3年越しに「約束」を果たした、と話題を呼んでいる。
佐藤選手は17年にインディ500で初優勝した際、サポート企業のお菓子メーカー・江崎グリコ(大阪市)による、両腕と左足を上げた男性のポーズを「今度やってみる」と宣言。そして今回、3年ぶりに大会優勝を果たした佐藤選手は、レース後の記念撮影で見事な「グリコポーズ」を披露してみせたのだ。
「左足を上げてたら」指摘に対し...
インディ500はF1モナコGP、ル・マン24時間耐久レースと並ぶ「世界三大レース」の一つに数えられる。佐藤選手は17年5月28日に行われた101 回大会でアジア人史上初めての優勝を飾った。今年の104回大会は3番手としてスタートし、終盤にライバルを追い抜く形で3年ぶりの優勝を果たした。
そんな佐藤選手が初優勝を飾った直後の3年前、17年6月。佐藤選手をサポートする江崎グリコは佐藤選手の功績をたたえ、大阪・道頓堀の巨大看板「グリコサイン」で、佐藤選手の特別映像を流す取り組みを実施した。
このとき看板に映されていたのは、両腕を掲げて喜びを表現する佐藤選手の姿だったが、ツイッターユーザーからは「左足を上げてたら完璧(にグリコポーズだった)」との指摘が。これを知った佐藤選手は「今度やってみる笑」とツイートし、グリコポーズの「完全再現」に意欲を示していた。