2020年8月22日から23日にかけて放送された「24時間テレビ43」(日本テレビ系)。 新型コロナウイルスの流行が続く中、初の無観客という異例の事態で話題を集めた今夏の放送だったが、そんな中、番組に出演した女優の佐々木希さん(32)が視聴者からの熱視線を浴びた。
「『なんでだろ~』やっても変顔しても、なにやっても可愛い」
佐々木さんが登場したのは24時間テレビの「笑点」(23日夕方放送)の演芸コーナーとリモート大喜利コーナー。大喜利では座布団を運んでコーナーの進行をアシストする様子などが放送され、視聴者から大反響を得たが、それにも増して注目されたのが演芸コーナーだった。
同コーナーで佐々木さんは「テツandトモ」の2人と共に、笑点のテーマ曲に合わせて「変顔」を披露したほか、定番の「なんでだろう」では曲に合わせて飛び跳ねたりするなど、これまでのイメージを覆す体当たりのパフォーマンスを披露。
これら奮戦する佐々木さんには「佐々木希ちゃん『なんでだろ~』やっても変顔しても、なにやっても可愛い」といった声が続々とツイッターに上がるなど視聴者からの注目度は沸点に達したが、その一方で、夫で「アンジャッシュ」の渡部建さん(47)に言及しつつ、番組への感想を述べるツイートもあったのだ。
「24時間マラソン以上に感動してしまう」
あるアカウントは、「佐々木希がテツトモが笑点のテーマに合わせて顔芸するやつやらされてて これからも夫を支えて行こうという強い信念を感じる」とツイート。また、別のアカウントは「夫から浮気されても、こんな仕事を頑張ってこなす佐々木希を見ると、24時間マラソン以上に感動してしまう」と、やはり、佐々木さんの「胆力」を絶賛しているのだ。
佐々木さんの夫である渡部さんといえば、6月に「週刊文春」(同月18日号)が放った「多目的トイレ不倫」のスキャンダルを受け謝罪。現在は芸能活動を休止中なのは周知の事実だ。また、自らの不倫をすっぱ抜いた週刊文春に対しては、7月2日号で懺悔のインタビューに応じるなどしたことは記憶に新しい。
そんな状況下で、「あえて」とでも言うべき内容で24時間テレビに出演した佐々木さん。夫の不貞行為への関心が冷めやらぬ中での演芸コーナーへの出演は、まさに「公開処刑」とも言える出演方法だった。
ただ、そのような佐々木さんの姿に対しては前述のものの他にも、
「ほんと強いな。この人はこの短期間でこんなに前を向いてる。女として尊敬する。裏切るのは簡単だけど許すのは並大抵の精神じゃできない。許すこともまた勇気。素敵な女性だと私は思う」
「佐々木希、美しい。強い。腹括って出演すると決めたんだろうな。やっぱり天使だよ希ちゃん涙」
「家族のために母ちゃん頑張ってんぞ!!! 愛は渡部家を救う」
といった声が続々。24時間テレビのテーマは「愛は地球を救う」だが、夫の不貞行為に負けずに芸能活動を続ける佐々木さんの「愛」を、渡部さんはどんな気持ちで見ていたのだろうか。
(J-CASTニュース編集部 坂下朋永)