フリーアナウンサーの笠井信輔さんが、2020年8月22日に配信された長渕剛さん初のオンラインライブ「ALLE JAPAN(エールジャパン)」への感想を明かした。
笠井アナはライブの第2部にMCとして登場。ライブの進行を務めていた。
「涙と感動のライブになった」
笠井アナはライブの2日後である8月24日に自身のブログを更新し、長渕さんのオンラインライブについて言及。これまで何度も長渕さんのライブに足を運び、富士山の麓で行われたオールナイトライブにも参加したという笠井アナは、
「興奮がまだ冷めません!」
とライブから2日経ってもいまだ熱が冷めていないと明かし、
「長渕さんが突き動かされるようにオンラインライブを行う」
「『そこに何を見つけようとしているのか』と、考えていました」
と長渕さんの意図を模索していたと告白した。
笠井アナは、長渕さんが前日のリハーサルからスタッフに細かい指示を出し、ステージにこだわりを持っていたといい、自身の進行については、
「大変嬉しくありがたいオファーでありましたが、一方で、長渕さんの歌と話を聞きたいファンにとっては私のステージ上の振る舞いによっては『笠井の話はいらない』と思われてしまうのは間違いないと思い緊張しました」
「とにかく皆さんの邪魔にならないように!と、心しました」
とあくまで脇に徹するよう努力したとのこと。
オンラインライブでは、6人の観客をリモートで仮想空間に招待し、一対一で歌うという演出があったが、笠井アナはこれに、
「『お前のために歌う』『君のために歌う』とステージ上で訴え続けていた長渕さんの究極の形なんだな、感じたのです」
という想いを抱いたと明かし、
「『ライブに勝るものはない』確かにそうだと思います」
「しかしIT技術の革新によって私たちは新たなエンターテイメントの形と、新たなエンターテイメントの力を感じることができたのです」
とこの時代だからこそエンターテイメントの力を改めて感じたとし、
「生の長渕さんが目の前にいるわけではないのに生の歌声ではないのに涙と感動のライブになったということ、すごいと思いました」
「オンラインライブの新しい形と、そして改めて長渕さんの歌唱の力を感じた3時間でした」
とつづっていた。