南海、JRも減便
航空需要が大きく落ち込む中、当然のことながら関西空港に乗り入れる南海・JRの特急も減便が続いている。南海の空港特急「ラピート」では平日は主に日中時間帯、土休日は10時台~11時台以降の列車はすべて運休となっている。
一方、JR西日本の空港特急「はるか」は一日あたり計60本で運行していたところを計32本にし、9月1日からは計18便に減便される予定だ。今年3月にデビューした増結用271系は未だ運用には復帰していない模様だ。
今まで自粛期間もあったことから新型コロナウイルスによる経済面での影響をダイナミックに肌で感じる機会はなかった。関西空港の惨状を見ることで、経済と感染対策の両立の重要性を思い知らされた。
(フリーライター 新田浩之)