花火&乃木坂46の演出にも疑問の声
その時だ。映像がスタジオに切り替わり、BGMが流れ始めた。山崎さんが、沢田研二さんの楽曲「TOKIO」を熱唱。山崎さんのバックには、大きなスクリーンにブルーインパルスの飛行や医療従事者たちの映像が映し出された。
時折、ワイプに山崎さんが映り、ブルーインパルスが画面全体に映し出されるものの、メインは「歌」の演出だ。ステージ終了後、スタジオからは「山崎育三郎さん、ありがとうございました」と総合司会の羽鳥慎一(49)さん。
伊達さんは「すごかったですね。宮城県の人間は、よく(ブルーインパルスを)見るんですけど、改めてすごいと思いました」とした。一方で、相方の富澤さんは「宮城を飛んでたんで『TOKIO』がなかなか入ってこなかったです」と話し、スタジオの笑いを誘った。
ブルーインパルスを見ていたはずが、いつの間にか歌番組へ。ツイッターでは、一時期「ブルーインパルス」が「トレンド」入りするなど注目度が高い企画でもあったが、その内容は
「ブルーインパルスだけ見せてくれる方がいい...」
「ブルーインパルスと歌のコラボとかいらんやろ。ブルーインパルス見せろや!」
「航空自衛隊、ブルーインパルスに失礼極まりない。台無しな演出、歌」
「ブルーインパルスが見たかったんだが?歌とか興味無いから、ブルーインパルス映してくれよ。これだから24時間テレビは」
といったものも少なくない。もちろん、
「いっくんのTOKIOよかったなぁ」 「ブルーインパルス見られてよかった!!」
といった好意的な声もあったものの、両者がコラボしたことに対する評価は芳しくなかったようだ。
22日夜に同番組内で放送された「打ち上げ花火」企画でも同様の声があがっていた。
全国各地の花火映像とともに、アイドルグループ・乃木坂46がスタジオで歌を披露。花火の映像が乃木坂46のバックに映し出される演出や、乃木坂46が画面右下のワイプに小さく映し出されるといった演出には、ネット上で「これは花火みたい人も乃木坂みたい人も得しない」といった指摘の声があがっていた。