ANA「空飛ぶウミガメ」、5か月ぶり乗客乗せる 「倍率150倍」遊覧飛行でハワイ気分

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機内ではハワイ音楽、機長も「アロハ!」

   1号機と2号機は、6月下旬に乗客を乗せずに整備飛行を行っている。このことをニュースで知った乗客から、乗客を乗せた遊覧飛行の要望がメールで寄せられ、企画が実現した。

   チェックインカウンターや搭乗ゲートではアロハシャツを着た地上係員らが応対し、機内ではハワイ音楽やハワイの映像を流した。機長も「アロハ!」とあいさつ。飲み物はモヒートやパイナップルジュースを出すなど、様々な場面でハワイ気分を盛り上げた。

 

   遊覧飛行には1号機を使用し、幼児を含む乗客334人が搭乗した。連絡バスを使って「オープンスポット」と呼ばれる屋外の駐機場から搭乗したが、バスの待合室が「密」になる可能性があることから、定員よりも人数をしぼった。隣に駐機された2号機に見送られながら、14時過ぎに成田空港を出発。長野県上空を経由して愛知県まで進み、そこから針路を東に変えて三宅島上空を経て16時過ぎに成田空港に戻った。

(J-CASTニュース編集部 工藤博司)

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