文房具が宙を舞う! 「競技人口1人」のスポーツ「フリースタイルノートブック」が話題に

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動画話題で「思いがけぬ出会い」も

   ツイッター上で自身のプレイが話題になったことを受け、どんな反響があったのだろうか。 「大学時代の友人から『お前まだこれやってたんか』というリアクションや、10年以上特に連絡をとってはいなかった知人から連絡がありました。中学時代のクラスメートにも届いたとしたら幸いです」

   「唯一の競技者」を自称していた三浦さんだが、動画を目にした人との「思いがけぬ出会い」もあった。

「私とは全く別アプローチを実践していた、もう1人の『フリースタイラー』の方を発見することが出来ました。中学時代に編み出したノート技を動画に撮って上げてくれて、私以上にスタイリッシュで感動しました。その方との出会いで、技のアプローチもさらに深まっていくかもしれません」

   今回の動画をきっかけとした「競技人口増加」への期待について、三浦さんは「たった1人でやってきましたので、もちろん仲間が増えれば嬉しいです。私はむしろ手先が器用な方ではありませんので、素養がある方がやればもっとすごいことになるのではと思います。一気に私を技術的に置き去り、業界を牽引してくれる方がいればいいですね」と語る。

   また、三浦さんの存在を動画で世に知らしめた櫛野さんも、8月21日のJ-CASTニュースの取材に対し「(同じ文房具を使った競技としては)『ペン回し』も世間に認知されている。同じように普及し、競技人口が増える可能性もあるのでは」と期待を寄せた。

   三浦さんは、これから競技に取り組もうとしている人へのアドバイスを、こう語る。

「ネットを見ると『やってみたらノートがあらぬ方向に飛んでいき、近くにあったコーヒーがこぼれた』という方もいましたので、安全な場所でやって頂ければ幸いです。最初はいろんなところにノートが飛んでいきます。練習時には、ノートのめくり口をセロテープで留め、ノートが開かないようにしておくと、やりやすいです」

(J-CASTニュース編集部 佐藤庄之介)

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