「生きものを飼うなら最後まで責任を持ってほしい」
公園内にある足立区生物園の公式ツイッターは8月16日、区が実施した「カメ」の大捜索の様子を報告するとともに、
「生きものを飼うなら最後まで責任を持ってほしいですね。たった一匹の放流でもその場の環境が大きく変わってしまうこともあるので」
と注意喚起を行った。
投稿には1万リツイートを超える反響があり、「池や川に放すことが動物のためって勘違いしてる人多い」「少しでも思いとどまる飼い主、飼おうとしている人が減れば」など共感の声が寄せられた。
足立区は公式サイト上で、外来生物被害予防三原則「入れない、捨てない、拡げない」を掲示し、外来生物についての正しい理解と対応を求めている。区の担当者はJ-CASTニュースの取材に対し、「『終生飼育』という言葉があるが、在来・外来に関わらず、生きものが命を全うするまで、愛情をもって飼育をして欲しい」と呼びかけた。
カメを池に放している人の目撃情報を受けました。危ないカメの可能性もあり、昨日猛暑の中で池の大捜索を行った結果、本来いないはずのアカミミガメを数頭捕獲しました。生きものを飼うなら最後まで責任を持ってほしいですね。たった一匹の放流でもその場の環境が大きく変わってしまうこともあるので。 pic.twitter.com/n6GRXZuZkF
— 足立区生物園 (@seibutuen_info) August 16, 2020