鯉党を悩ます「ホームでの借金」 接戦落として「最下位らしい試合」嘆き節も

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   プロ野球の広島は2020年8月18日、マツダスタジアムでDeNAと対戦し3-4で敗れた。先発・九里亜蓮投手(28)が2回に3連打で1点を失い、5回には宮崎敏郎内野手(31)のタイムリーなどで3失点。打線はDeNA先発・井納翔一投手(34)に6回まで4安打に抑え込まれ8回に3点を返したものの逆転ならなかった。接戦を落としたチームは引き分けを挟んで2連敗となり、借金は「6」となった。

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得点の好機にあと一本が...

   1点ビハインドの5回、先発・九里が捕まった。先頭・井納投手にライト前ヒットを許し嫌なムードが漂う。続く梶谷隆幸外野手(31)を四球で歩かせ無死1、2塁。神里和毅外野手(26)のバント失敗でランナーが入れ替わり1死1、2塁の場面で宮崎にタイムリーツーベースを許し、その後は名手・菊池涼介内野手(30)のフィルダースチョイスなどもありこの回3失点。先頭打者の投手にヒットを打たれてからの3失点となった。

   打線は好機にあと一本が出なかった。4点をリードされ、6回にようやく得点の機会が巡ってきた。先頭・長野久義外野手(35)がツーベースで出塁。続く鈴木誠也外野手(26)が相手野手のエラーで無死1、2塁とチャンスが広がった。ところが松山竜平内野手(34)、会沢翼捕手(32)が連続で三振に打ち取られ、菊池はショートゴロに終わり得点の絶好の好機を逃した。

   1点ビハインドの8回もあと一本が出なかった。先頭の菊池が四球を選び出塁。田中広輔内野手(31)がセオリー通りに送り1死2塁、一打同点のチャンスが巡ってきた。打席には代打・磯村嘉孝捕手(27)が送り込まれたが、石田健大投手(27)に三振に打ち取られ、1番・西川龍馬外野手(25)も三振に倒れた。リーグトップのチーム打率を誇りながらも、最下位に沈むチームを象徴するようなシーンだった。

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