「一日も早い回復」から「遠慮なく辞任」まで 安倍首相「体調問題」に多様性発揮する野党の皆さん

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共産・小池氏「休んでいるか休んでいないか、ということで言うと...」

   お見舞いの言葉も相次いだ。

「検査だと聞いますが、体調がすぐれないのであれば十分に静養されて一日も早く回復されることを祈念します」(国民民主党・玉木雄一郎代表)
「私が難病を公表しMRSA感染症で闘病した時にもメッセージを総理からいただきました。ありがとうございました。このところ表情も今一つなのでお疲れかと心配しておりました。何事もないことをお祈りいたします」(同・原口一博国対委員長)

といった具合だ。

   共産党の小池晃書記局長は記者会見で、

「通常の健康チェックだということが言われている。それ以上のことは、詳しい情報は発表されておらず、私の方からこの問題について何かコメントをする段階ではないのではないか。心配するような話ではないという政府高官の発言も報道されており、そういうことであることを、心配するような状況ではないことを願っている」

と発言。ただし、甘利氏の「休ませなきゃならない」発言には

「きちんと検査を受けていただいて、先ほど言ったように、心配するような状況ではない、という結果を出していただきたいなと思うが、休んでいるか休んでいないか、ということで言うと、記者会見もほとんどやっていないし、国会もやっていないし、かなりお休みになる時間はあったのではないか」

と応じ、懐疑的だ。共産党の山添拓参院議員は、さらに直接的な表現で甘利氏の発言を非難した。

「心配しなくても、国会は2カ月にわたって休み、記者会見も事前通告&答弁原稿付きを計約30分のみ。その責任放棄ぶり、むしろ罪深さを自覚してほしい」
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