9月に内閣総辞職して自民党総裁選という流れも?
政治評論家の有馬晴海さんも8月17日、こうした政界のうわさについて、J-CASTニュースの取材に次のように話した。
「確かに、亡くなった大叔父の佐藤栄作元首相の連続在任日数の記録を超す8月24日に安倍さんが辞めるといううわさが出ていますね。作り話の可能性がありますが、臨時代理の序列で2番目になる麻生さんが首相代理になり、その下で衆院を解散するという説さえもあります。首相番記者は、『安倍さん、ちょっとやせたよね』と話しており、最近元気がないのは事実だと思います。検査などの結果で、解散がなくても、もしかすると、9月に内閣総辞職して自民党の総裁選という流れがあるかもしれませんね」
その場合、次期首相については、こう言う。
「安倍さんは、いつも苦言を呈している元幹事長の石破茂さんにはやらせたくないはずで、自分が元気なら、政調会長の岸田文雄さんにと思うでしょう。しかし、総選挙の顔として考えると、党内では、石破さんがいいという流れになるかもしれません。いずれにせよ、コロナの対応を次期首相にまかせて、1年以内に総選挙をやる可能性はあると思います」
(J-CASTニュース編集部 野口博之)