安倍首相「検査」で永田町に憶測流れる 「24日辞任」「麻生暫定首相」真偽不明の説も

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   安倍晋三首相が体調管理のためとして検査に入ったことを受け、政界でも、今後の政局をめぐって様々な見方が出ているようだ。

   それは、安倍首相の体調不良説が消えないためだが、どれだけ現実味があるのだろうか。

  • 安倍晋三首相(5月14日撮影)
    安倍晋三首相(5月14日撮影)
  • 安倍晋三首相(5月14日撮影)

麻生太郎暫定首相説も、メディア関係者から紹介され

   安倍首相は、お盆の時期には、山口県の地元に帰ったり、山梨県鳴沢村の別荘に行ったりして夏休みを取るのが慣例だが、2020年は、新型コロナウイルスの感染拡大への対応で取れなかったと報じられている。

   「かなり疲れている」と周囲から安倍首相の体調を心配する声も出て、側近の甘利明自民党税調会長は、8月16日のフジテレビ番組で「ちょっと休んでもらいたい」などと希望を述べた。

   すると、安倍首相は、17、18日に夏休みを取り、17日朝に東京・信濃町の慶大病院に検査に入り、約7時間半の滞在で病院を出た。6月13日に人間ドックに入ったばかりだが、追加の検査だという。

   とはいえ、ネット上では、安倍首相がコロナ対応で疲れているとの見方には疑問の声も多い。6月18日に国会が閉会してから、1時間ぐらいかけるような記者会見がなく、閉会中審査に顔を出さず臨時国会も開いていないからだ。

   コロナ対応が十分できていないとして、その背景には体調不良もあるのではとする疑念がくすぶっている。

   安倍首相は、12日に甘利氏と会談したほか、15日には麻生太郎副総理とも会談している。こうした状況などから、あるメディア関係者は、安倍首相が辞任して、麻生太郎副総理が暫定の首相を務めるのではないかとの憶測が永田町で流れているとツイッターで報告していた。

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