「バズレシピ」リュウジ、プロデュース店が閉店 1月開店もコロナ禍の影響大きく...

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   手軽で美味しい料理がつくれると評判の「バズレシピ」でおなじみの料理研究家・リュウジさんが2020年8月16日、自身がプロデュースする居酒屋「酒処リュウジ」の閉店を報告した。

   ツイッターやYouTubeで活躍する人気研究科が手掛けた飲食店までもが閉店に追い込まれるという、新型コロナウイルスの影響の大きさに対し、改めて大きな反応が集まっている。

  • 「酒処リュウジ」公式サイト
    「酒処リュウジ」公式サイト
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「コロナの影響下の中、売り上げを伸ばす事が出来ず」

   この日、まず更新されたのは「酒処リュウジ」の公式ツイッター。

「この度は、令和2年9月13日を持ちまして閉店させて頂く運びとなりましたのでお知らせ申し上げます。新型コロナの影響も大きく、苦渋の末の決断となりますが皆様のご愛顧に深く御礼申し上げます」

という文言と共に店内の写真を掲載、続いて閉店日となる9月13日までの期間中は金、土、日曜日のみの営業、営業時間は17時から22時までに変更となる旨が報告された。

   「酒処リュウジ」は2020年1月25日に「リュウジプロデュースのご飯屋&居酒屋」というコンセプトの元、東京・渋谷に期間限定でオープン。ツイッターやインスタグラムに公開されているレシピを手軽に楽しめることから好評を呼んでいた。その後常設店舗として好調なスタートを切ったものの、このたび新型コロナウイルスの影響で閉店を決意したとのことだ。

   このお知らせに対し、リュウジさんはツイッターにて「コロナの影響下の中、売り上げを伸ばす事が出来ず、酒処リュウジを閉店するという運びになりました今まで来ていただいた皆様、本当にありがとうございます」とコメント。「また、コロナが落ち着いたら行こうと楽しみにしていただいた皆様、本当に申し訳ございません...」とと、謝罪の言葉をつづっている。

「コロナさえなければ」という声が殺到

   店が位置する東京都は、現在新型コロナウイルスの感染防止策として、都内全域の酒類を提供する飲食店とカラオケ店に再び営業時間の短縮を要請している状態だ。期間は8月3日から31日とされているが、都内の感染者拡大には歯止めがかかっておらず、先行きは不透明な状況だ。強力に応じた店舗には20万円が支給されるが、場所によっては高額な家賃を払うことすらできないという店も多い。

   テレビ出演も多く、知名度の高いリュウジさんが自らプロデュースした店舗でも閉店に追い込まれたことに、飲食業の「苦しさ」を痛感した人も少なくないようだ。

   閉店の知らせを聞いたファンからは「いつか行きたいと思っていたので願いが叶わず本当に残念」「コロナさえなければ...」といった傷心の声が殺到した。これらの言葉からは「行きたくても行けない」という切実な思いが込められていることが感じられる。

   「酒処リュウジ」は今後経営母体を変え、新店舗の計画も進んでいるとのことなので「もう料理が食べられない」ということはなさそうだが、飲食業界には苦しい状況が続く。

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