「コロナさえなければ」という声が殺到
店が位置する東京都は、現在新型コロナウイルスの感染防止策として、都内全域の酒類を提供する飲食店とカラオケ店に再び営業時間の短縮を要請している状態だ。期間は8月3日から31日とされているが、都内の感染者拡大には歯止めがかかっておらず、先行きは不透明な状況だ。強力に応じた店舗には20万円が支給されるが、場所によっては高額な家賃を払うことすらできないという店も多い。
テレビ出演も多く、知名度の高いリュウジさんが自らプロデュースした店舗でも閉店に追い込まれたことに、飲食業の「苦しさ」を痛感した人も少なくないようだ。
閉店の知らせを聞いたファンからは「いつか行きたいと思っていたので願いが叶わず本当に残念」「コロナさえなければ...」といった傷心の声が殺到した。これらの言葉からは「行きたくても行けない」という切実な思いが込められていることが感じられる。
「酒処リュウジ」は今後経営母体を変え、新店舗の計画も進んでいるとのことなので「もう料理が食べられない」ということはなさそうだが、飲食業界には苦しい状況が続く。