2020年8月17日の朝6時ごろから11時現在に至るまで、ツイッター上のトレンド1位に「#Amazonプライム解約運動」が浮上している。このハッシュタグは、7月31日に公開されたAmazonのサービスアマゾンプライムの新CM出演者に異議を唱える人々を中心に広まった。これに対して脳科学者の茂木健一郎さんは苦言を呈している。
「Amazonプライムにできたら望むことももちろんある」
話題となった出演者は、タレントの松本人志さんや、『21世紀の戦争と平和―徴兵制はなぜ再び必要とされているのか』の著者として知られる国際政治学者の三浦瑠麗さん。ツイッター上では、このCMをめぐり「正直、余り見たくないCM」、「そんなに彼らは人気があるのか」といった声も。「#Amazonプライム解約運動」というハッシュタグを用いて解約を報告するアカウントも現れた。
これに対して、茂木さんは、
「このハッシュタグはおかしい。『お笑い』のことで松本人志さんといろいろあったから、そう思っている人もいるかもしれないけど、コメディアンとしての松本さんを尊敬している。三浦瑠麗さんは自分できちんと考える方。立場が少しでも違うと拒絶というのは人間としてどうか」
と自身のツイッター上でハッシュタグに対する異議を唱えた。さらに、
「今回のこのハッシュタグはおかしいと思うけど、Amazonプライムにできたら望むことももちろんある。Netflixに比べると字幕環境が貧弱なので改善していただけたらうれしいなと思う。日本語字幕一択じゃなくて、英語字幕とかいろいろ選べるようになるとさらにうれしい」
とサービスへの要望をツイートした。
このハッシュタグはおかしい。「お笑い」のことで松本人志さんといろいろあったから、そう思っている人もいるかもしれないけど、コメディアンとしての松本さんを尊敬している。三浦瑠麗さんは自分できちんと考える方。立場が少しでも違うと拒絶というのは人間としてどうか。#Amazonプライム解約運動
— 茂木健一郎 (@kenichiromogi) August 17, 2020
今回のこのハッシュタグはおかしいと思うけど、Amazonプライムにできたら望むことももちろんある。Netflixに比べると字幕環境が貧弱なので改善していただけたらうれしいなと思う。日本語字幕一択じゃなくて、英語字幕とかいろいろ選べるようになるとさらにうれしい。#Amazonプライム解約運動 https://t.co/SXVAlehSnX
— 茂木健一郎 (@kenichiromogi) August 17, 2020