「レールスター」個室をこだまでも開放
他の新幹線だが、山陽・九州新幹線ではコロナ以前から「バリ得ひかり・こだま・つばめ号」という旅行商品を日本旅行とJTBで販売してきた(JTBでの商品名は「新幹線バリューパック」)。例えば新大阪~博多間が普通車指定席で片道1万5800円(のぞみ利用)のとろを通常期7600円で移動できるが、早朝・深夜の「ひかり」「こだま」しか対象でないデメリットがある。
またJR西日本では行楽客・帰省客に配慮して8月6日から11月30日まで、上下3本ずつの「こだま」(こだま843・847・849・854・856・857号)の8号車に4室ある4人用個室「コンパートメント」が利用可能になった。コンパートメントの予約は3人以上の旅行に限られる。
もともとこの個室は700系7000番台「ひかりレールスター」で使われていたもので、今でも「ひかり」運用時には利用できるが「こだま」運用時には閉鎖されていた。それをゆったりと旅行できるようにと、同系での「こだま」運用の列車でも利用できるようになった。
早期予約でお得になったり、遅い列車でもゆったりと旅行できるプランを提供したりと、新幹線もフレキシブルな旅の選択肢が生まれている。
(16日13時追記)本文を一部修正しました。