親子向け人気ユーチューブチャンネル「キッズライン(ハートマーク)Kids Line」の登録者数が、日本国内で初めて1000万人を超えた。チャンネルを管理する住友商事子会社の「SCデジタルメディア」(東京都渋谷区)が発表した。
2020年8月13日現在で約1200万人を記録し、これまで最多だったユーチューバーのはじめしゃちょーさんを上回った。
誹謗中傷には法的措置も
キッズラインは2011年に開設され、こうくん、ねみちゃんの2人の子どもが出演。おもちゃの紹介動画を中心に投稿し、オリジナルアニメ作品「おりがみにんじゃコーヤン」「ハッピースマイル(ハートマーク)ドリーム」も配信している。
これまでチャンネル登録者数は非公開だったが、SCデジタルメディアが8月8日に公開し、日本のチャンネルではじめて1000万人を超えたと発表した。突破を記念して、ユーチューブを運営するグーグル社からダイヤモンドの盾が贈られたとも報告した。
IT企業「ユーザーローカル」(東京都港区)が取りまとめるチャンネル登録者数ランキングでは、8日までは1位がはじめしゃちょーさん(約870万人)、2位がヒカキン(HIKAKIN)さん(約860万人)だった。キッズラインは13日時点で1190万人と勢力図を塗り替え、動画の総再生数は95億回にも上る。
キッズラインが8日に公開した動画では、チャンネルを運営する母親が「子育ては大変です。責任重大だし、初めてのことばかりで親の方が毎日成長させられます。そんな子育てに奮闘するご家族に寄り添うチャンネル運営を目指していきます」と今後の決意を語った。