「夜になると、できることが少なくなる」
資料ではライフライン不使用生活を経験した一家の「感想集」も紹介している。6歳の長男は「おやつ(非常食の羊かん)がおいしかった」、8歳の次女は「キャンプみたいで楽しかった」とかわいらしい感想を語っている。一方、10歳の長女は「夜になると、できることが少なくなるので、明るいうちにやっておく」と語るなど、計画をたてて行動する大切さを学んだようだ。
また、普段なら口にしないような「非常食」について、次女は「非常食のお米(アルファ化米)は、もう食べたくない・・・」と正直な思いを吐露。これには妻も「非常食は連続になると子供も嫌がる」と理解を示し、「普段食べているものも多めにローリングストックしておきたい」とした。
一家総出でおこなった「ライフライン不使用生活」に対し、ツイッター上では「とても参考になりました」「頭で想像しているのと、実践は違いますね」「我が家もやってみようと思いました」などの反響が聞かれた。
災害の発生を想定し、家族6人(本人、妻、10歳、8歳、6歳、2歳)で、電気・ガス・水道を使わずに24時間生活してみました。終了後に家族で話し合い、様々な問題点を明確にすることができたのはよかったと思います。気付いた点をまとめましたので、添付資料を参考として下さい。 pic.twitter.com/DkscGRK70U
— 警視庁警備部災害対策課 (@MPD_bousai) August 11, 2020