救急車サイレンでも車10台以上が止まらず 動画で物議、現地の消防本部に状況を聞いた

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「サイレンは近くに来ないと聞きづらい」との声も

「県民の皆さん、緊急車両には道を譲っていただくようお願いします。!人の命がかかっています!」

   一方、ドライバーについて、マナーが悪いとは限らないとの意見も出た。

   「救急車のサイレンは近くに来ないと聞きづらい」「車の機密性や防音性や音楽容量が大きくなった事が要因か」「速度の出ている道路だと急には停まれない」といったもので、「サイレンを見直すべきだ」との声もあった。

   これに対し、動画を投稿した指揮統制SCさんは、「普通聞こえますよ 私もここを走っていて何回か出動に遭遇しましたが、聞こえなかったということはありません」とツイッターで書き、「運転してて見える場所に救急車はいるし、サイレンも聞こえるはず」だとしている。

   動画の場所は、館林消防署を出て左に50メートルぐらい離れた「つつじが岡入り口」の交差点で、救急車が右折して入ろうとしたのは国道354号線だった。近くに東北道・館林インターがあり、群馬県内外の車が走っている。

   SCさんにJ-CASTニュースが8月12日に取材すると、動画は、平日の4日15時過ぎに救急車が出動した直後に撮影したという。「普段から、止まらない車は散見されますが、10台以上も止まらずに通過するのは今回が初めてでした。 コロナ以前は、1日に7件ほど出動がありましたが、最近では多くて4件ほどです」ともしている。

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