2020年8月12日8時ごろ、東京・新宿区の西武鉄道高田馬場駅に隣接する商業施設「BIG BOX高田馬場」の正面入り口前で、建物の側壁の看板を装飾する部品の一部が落下した。
落下したのは大きさ約80センチ×約8センチ、総重量約1.8キログラムの木片。このため、BIG BOXの1階エントランス部分には規制線が張られるなどしたほか、建物に隣接する同駅の「ビッグボックス口」付近では、駅員が乗客を誘導するなど対応に追われた。けが人は出ていない。
公式サイトに声明文掲載
J-CASTニュース編集部の記者が現場に到着したのは9時30分頃。現場は警視庁戸塚警察署の高田馬場駅前交番の目の前であったため、署員が駅員と共に事態に対応する姿が見られたほか、テレビ局の撮影スタッフとみられる人々の姿もあった。
落下事故についてBIG BOXを管理する「西武プロパティーズ」は12日16時前、「BIG BOX高田馬場」の公式サイトに、
「この度、弊社が運営・管理する BIGBOX 高田馬場において、看板装飾の一部が落下する事象が発生いたしました。ご利用のお客さまをはじめ、関係の皆さまには大変ご迷惑をおかけいたしましたことを深くお詫び申しあげます」
とする声明文を発表。併せて、
「落下物のあった場所周辺を通行制限のうえ、落下防止措置を講じております。安全が確認できた箇所から制限を解除し、係員による通行誘導を実施しております」
としている。
(J-CASTニュース編集部 坂下朋永)