2020年8月12日、きょうは「世界ゾウの日(World Elephant Day)」とされており、動物園などがゾウに関するツイートを行っている。
「相変わらずデンジャラス」
「世界ゾウの日」はアジアやアフリカのゾウの保護のために、2012年にタイの保護慈善団体「Elephant Reintroduction Foundation」などが制定した。ゾウは人々から愛されている動物ではあるが、近年は密猟の拡大や生息地の喪失などから危機に晒されており、保護活動が進められている。
東京にある上野動物園では毎年、この日に合わせて、ゾウの置かれている現状を伝えるための取り組みとして、チラシやポスターを園内に張り出している。「世界ゾウの日アクリルキーホルダー」の販売や、インド・タイ風の飲食メニューの提供も行った年もある。今年はこのような告知はなかったが、ツイッター上で掲示物のお知らせをした。
ツイッター上では「#世界ゾウの日」のハッシュタグに、多数のゾウの写真やイラストが寄せられている。千葉市動物公園は、「特別サービス」としてアジアゾウの「スラタラさん」が近づいてくる動画を掲載した。長いお鼻を伸ばしてくるスラタラさん、ツイートにはこんな一文も。
「実はこの後...相変わらずデンジャラスです」
スラタラさんは物を投げるのが大好きなやんちゃなゾウだ。
神戸市広報課も王子動物園のアジアゾウ「ズゼさん」の写真を掲載。
「器用に鼻で水を受けるズゼ。今日は私たちも水浴び...は無理でも、こまめに水分補給をしましょう」
と人々に水分補給を訴えている。
一方でツイッターユーザーからは、暑い日々が続く中、高齢なゾウなどを心配する声もあがった。