eスポーツが「五輪」競技になる日は来るか 高いハードル、それでも「最も近い」のは...

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オリンピックにふさわしい「継続性」持つタイトルは...

   だが、可能性が無いわけではない。現在40を超えるeスポーツタイトルの中には、オリンピックにふさわしい継続性を保っている競技も存在している。

   それは『ぷよぷよ』だ。株式会社コンパイルが1991年に発売した同タイトルは、2020年現在はセガグループによりeスポーツタイトルとして競技が行われている。オリンピックの競技として認定されるには競技の認知度など多くの規定が存在しており簡単な話ではないが、現状で30年近いタイトル寿命を持つ『ぷよぷよ』は、時間経過にも耐えうる強固なゲーム性を持つタイトルとしての実績を持っている。

   オリンピックに採用されるためには、人気や派手さだけではなく、長い寿命が必要なのであれば、『ぷよぷよ』こそがeスポーツのオリンピックタイトルの一番手として最もふさわしいタイトルと言えるのではないだろうか。

   現状では半ば冗談として受け取られてしまう可能性は高いだろうが、それでもオリンピックの夢を見るならば、『ぷよぷよ』こそが最も近いポジションにいると、筆者は確信している。

(eスポーツライター 早川清一朗)

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