井岡、ロマゴン、エストラーダ... 世界のスーパーフライ級戦線に要注目なワケ

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井岡VS田中戦が実現すれば...

   エストラーダ、ロマゴンの対立王者であるWBO世界スーパーフライ級王者・井岡一翔(31)=Ambition=の次戦にも注目が集まる。昨年末に初防衛に成功した井岡は今後、対戦したい相手としてエストラーダの名を挙げている。井岡は王座統一戦やビッグマッチを希望しており、WBA王者ロマゴンとの対戦の可能性もある。これまでロマゴンとの対戦は何度も浮上してきたが実現に至っておらず、ファン待望のカードでもある。

   井岡が王座統一戦に意欲を見せる一方で、前WBO世界フライ級王者田中恒成(25)=畑中=が王座挑戦のネクストサークルにいる。世界3階級を制覇した田中は現在、WBOスーパーフライ級1位につけ、井岡への指名挑戦権を得ている。現時点で指名試合のスケジュールは未定となるが、いずれ井岡は田中の挑戦を受けることになる。年内に実現すれば、日本ボクシング界が盛り上がることは必至だ。

   主要4団体の王者の中で安定した強さを見せるのがIBF世界スーパーフライ級王者ジェルウィン・アンカハス(28)=フィリピン=だ。アンカハスは8度の防衛に成功し、次戦は今秋にIBFランク3位ジョナサン・ロドリゲス(メキシコ)との対戦が見込まれる。米国の老舗専門誌「ザ・リング」の報道によると、プロモーターのボブ・アラム氏はWBAレギュラー王者フランコとの統一戦をアピールしており、今後の動向に注目される。

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