「希望のある1日にしたいし、してほしい」
こうした挨拶を投稿するのには、実はしっかりとした意味が込められているようだ。
瀬戸さんが、以前公式ブログ「FAKE」内で明かしていた。ブログが投稿されたのは2016年4月21日、ちょうど「熊本地震」が発生した時期だ。
ブログで、「僕も10年ほど前、まだ実家にいた頃に福岡県西方沖地震にあい、ものすごい恐怖と、家族や友達と連絡が取れない不安を味わった」と、自身の経験を振り返った。そして、「福岡での地震の時に助けてくれた、たくさんの人たち。その人たちに、次は自分がなるべきだと思う」として、厳しい状況にいる人たちのためにも、自分ができる発信をしていく、と決意を固めている。
そのブログの中で、
「Twitterで『おはようございます』と呟くのは、辛い環境にいるかもしれないが、今日もちゃんと朝を迎えられた喜びをお互いに感じ、希望のある1日にしたいし、してほしいからだ」
と、説明していた。
「おはようございますbot」の裏には、瀬戸さんの誠実な人柄が隠れていた。