男性シッター活動停止の対応に「深くお詫び」 キッズライン社長が一連の問題で声明

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「小児を狙う性犯罪を撲滅したい」

   更に発表内では、「小児を狙う性犯罪を撲滅したい」という考えを明かす。

「弊社としては、小児を狙う性犯罪を撲滅したいと考えており、(1)小児性愛を見抜く登録の仕組み(2)預かりの際のカメラなどによるモニター制度の充実(3)性犯罪データベースの共有 この3つを実現することで、弊社の男性サポーターの活動再開をしたいと考えておりました」

   しかし、性犯罪データベースの共有においては、警察や自治体など様々な関係各所に関わり、プライバシー保護など法的にも関連する問題であるため、1社だけでは実現が困難だという見方を示した。現在は他の選択肢もないのか検討し、男性サポーターの活動を再開や、保育現場から性犯罪をなくすことを目標に、努力し取り組んでいくとしている。ただし、今回の発表で当該の男性シッター二人に性犯罪などの前科があったかどうかについては触れられていない。

   また、レビュー制度が機能していないといった声も上がっていた。これに対しては、「本音が書きづらい」といった意見が寄せられたとして、匿名の報告フォームを設けた。このほか、「実施した安全対策について」という項目で、事案の再発防止のための10箇条を発表した。こちらにも、「匿名違反フォーム設置」、「性犯罪や暴力性などの精神性を見抜くテストの導入」、「サポーター登録選考プロセスの見直し(禁止事項誓約書の提出依頼ほか)」といった項目を掲げている。

   このほか、この発表に至った経緯やキッズラインをはじめた経緯や今後の展望について言及した。

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