元NEWSの手越祐也さん(32)が2020年8月5日、自著「AVALANCHE 雪崩」の出版を記念する記者会見を開いた。会見は手越さんのYouTubeチャンネルでも配信され、ネット上で大きな話題となっている。
「『手越村』構想発表会見に移らせていただきたいと思います」
会見中盤、それまで自著について語っていた手越さんが一通り話を終えると、司会者が、
「さあ、それでは続きまして、手越さんの農業応援、『手越村』構想発表会見に移らせていただきたいと思います」
と、耳慣れない「手越村」なるものの解説を始めると発表した。司会者の言葉が終わると、手越さんは早速、これまでの人生で農業の大切さを感じてきた瞬間について語りつつ、子供たちや家族連れに農業体験をする機会を与えたいと思うようになったと説明。その上で、そのようなことが出来る施設として「手越村」という構想があることを明かしたのだった。併せて、「僕自身は(農業について)まだ全然初心者なので」としつつ、
「僕の大好きな、ずっとリスペクトしていた大先輩の山口(達也)君」
「お互いが今、(ジャニーズ)事務所の人間じゃないからこそ、人生の先輩として、農業の先輩として、山口君に先導してもらって、色んなスキームを教えてもらいながら、ちょっとでも(農業体験の)お手伝いが出来ればと」
と、「手越村」についての構想を語ったのだった。ただ、これらの発言に対し、ネット上ではTOKIOのファンから「TOKIOと山口達也氏を巻き込むな」といった怒りの声が上がっているのだ。
名前を出すも「連絡先がつながってたりとかするわけではない」
会見で語られた「手越村」の構想だったが、同様の説明が「AVALANCHE 雪崩」に書かれていた。同書の246ページには、「元TOKIO山口達也君と『手越村』を作りたい」という小見出しと共に、
「この『手越村』は『ザ!鉄腕DASH!!』(日本テレビ系)の『DASH村』からヒントを得ています」
「近く、大好きな達也兄さんに『手越村を一緒に作りましょう!』と電話をしてみたいと思っています」
といった構想が綴られている。
ただ、その一方で手越さんは会見で、「(山口さんと)連絡先がつながってたりとかするわけではない」としたほか、記者からの「了解は取っていないっていうことですか?」との質問には「そうです」と答えるなど、元TOKIOの山口達也さん(48)へ「手越村」に関する連絡が一切できていないことを明かしていた。このため、これらの状況を知ったTOKIOファンからは、前述のものに加え、
「手越村とかふざけてんな...山口君のお名前も出して...ほんと...」
といった声が噴出してしまっている状況だ。「構想」を語るのはもちろん自由であるが、そこに個人名を出すというのであれば、やはり了承は必要。それをやらずに山口さんの名前を出してしまったというのであれば、TOKIOファンが怒るのも無理はないことである。
(J-CASTニュース編集部 坂下朋永)