米津玄師の楽曲、サブスク配信がスタート 「ハチ」名義含み注目楽曲は?

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   歌手の米津玄師さんは2020年8月5日、これまでに発表してきた楽曲を各種音楽サブスクリプションサービスで配信開始した。多数の楽曲を生み出してきた米津さん、SNSではどの楽曲が話題となったのだろうか。

  • 公式サイトより
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複数曲がツイッターのトレンド入り

   ツイッターのトレンドには最新曲「カムパネルラ」や、ボーカロイドで制作されたオリジナル楽曲「病棟305号室」がトレンド入りした。「カムパネルラ」は2020年8月5日リリースの最新アルバム「STRAY SHEEP」に収録されており、同日MVもYouTube上で公開された。9時台のツイッター上では、トレンド1位を果たすなど大きな反響を呼んでいる。

   一方で「病棟305号室」は、ボーカロイドプロデューサー(ボカロP)としての「ハチ」名義で制作された曲。合成音声ソフト「VOCALOID」の初音ミクが歌うもので、2010年に公開された。そんな約10年前の曲にも関わらず、一時はトレンド2位まで浮上し、「カムパネルラ」を追い抜くこともあった。というのも今回、サブスクリプションサービスで配信される楽曲は、2010年に「ハチ」名義で発表したアルバム「花束と水葬」から、「STRAY SHEEP」までが対象となっているからだ。同曲を懐かしむ声が多数あがった。

   ほかにはどのような楽曲が注目されているのだろうか。SNS分析ツール「ソーシャルインサイト」で、2020年5月8日から8月5日昼過ぎまでに書き込まれた「米津玄師」もしくは「ハチ」を含むツイート約112万件を見ると、この3か月で最も共起された名詞は「感電」だった。TBS金曜ドラマ「MIU404」主題歌として書き下ろされた曲名で、7月10日にMVが公開されていた。続いて現れる曲名は、「カイト」、「パプリカ」だった。

   「カイト」は、米津さんが作詞・作曲を務め、ジャニーズアイドルグループ「嵐」が歌う楽曲。東京2020オリンピック・パラリンピックに向けて「NHK2020ソング」として用いられていた。こちらは「嵐」通算58枚目のニューシングルとして、7月29日に発売された。「パプリカ」もNHKの企画で、米津さんが作詞・作曲、プロデュースを務めたものだ。児童ユニット「Foorin」が歌い、ダンスなどで話題となった。こちらは2018年にリリースされて以来、ロングヒットを記録している。

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