「使うなら最後まで使って欲しかった」
低迷が続く打線においてこの日、根尾が「1番右翼」でプロ初のスタメン出場を果たした。打線の「起爆剤」として期待がかかったが、根尾は初回、1ボール2ストライクから見逃し三振。3回の2打席目はサードフライ、5回は遊ゴロに打ち取られた。3点ビハインドの8回1死走者なしの場面で打席が巡ってくるも、指揮官は根尾に代えて堂上直倫内野手(31)を代打に送った。
根尾をスタメンに起用した与田剛監督(54)に竜党から称賛の声が上がる一方で、8回に4打席目の機会を根尾に与えなかったことに不満を募らせる竜党も。ネット上には「1試合も我慢できないの?」「使うなら最後まで使って欲しかった」「代打出すなら1番で使うなよ」との声が上がっている。
今シーズンは打線が低調でチーム打率はリーグワーストの.243。本塁打はリーグ最少の19本で、チーム得点もリーグ最少の120点だ。この日も貧打に泣いた与田ドラゴンズ。8月2日のヤクルト戦(延長10回0-0引き分け)から19イニング連続でゼロ行進が続く。借金「7」で最下位に沈み苦しい戦いが続く。8月5日のDeNA戦は、柳裕也投手(26)が先発のマウンドに上がる。