狭いバス車内、感染対策と快適さどう両立?
高速バスの場合も、新幹線と同様に外気と車内の空気を入れ替える換気システムを搭載している車両が増えている。高速バス「WILLER EXPRESS」を運行するWILLER社も、実験映像を公開している。
バスの場合は新幹線などより座席が狭い場合が多い。WILLER社は6月から、従来から多くのバスに導入しているカノピー(顔を隠せるフード)に、新たに飛沫感染対策フェイスカバーを装着したほか、7月からは隣席との仕切りの高さを顔の高さまで上げることにした。「周囲との飛沫接触を避けるとともにプライベート感もアップし、快適にご乗車いただける」(同社広報担当者)という。
バス会社の中には、隣座席や前方の座席を空席にするなどの措置を続けているところや、乗車人数に合わせてなるべく離れるように座席をその都度配置するところもある。
各社とも実際の混雑状況に応じて対応することになるので、事前に確認してみるといいだろう。