花火大会で手を握って...
そこで、編集部記者は早速、「親バカ青春白書」を視聴。すると、番組開始後1分もしないうちに映し出されたのは幸子の遺影だった。当該シーンは大学の合格発表日の朝、発表を見に行く前にガタローが幸子の遺影に手を合わせるシーンだった。シーン中では再度幸子の遺影が映ったほか、さくらが調理中の鍋を思い出して台所へダッシュするシーンでは幸子の遺影が部屋の奥に映り込むという瞬間も確認できた。その後、ドラマはオープニングを迎えたが、この中でも新垣さんが映し出されたほか、その後には、今度は遺影ではなく家族全員で写ったスナップ写真が映し出されるシーンがあった。
そして、番組中盤では写真の中ではなく、作中に新垣さんが実際に登場した。自身の学生時代を思い出すガタローの脳裏に浮かんだのは、花火大会で共に浴衣を着たガタローと幸子。思わず手を握ってしまったガタローが幸子に「あっ、ごめん。あ、いや、あのー、わざとなじゃく......」と弁解すると、幸子は「わざとが良かったな」と返事。まさかの返しに驚くガタローの様子が描かれたシーンでは新垣さんが写真の中ではなく直接画面に映っていたのはもちろん、冒頭部分などの写真での出演シーンとは比べ物にならないほどの長さで新垣さんが画面に映し出されていたのだ。
その後、新垣さんはスタッフロールが流れるエンディングに、花火大会のワンシーンが挿入される形で出演したほか、番組終了後に流れた同ドラマのオフショットを集めた、動画配信サービス「hulu(フールー)」版への誘導シーンにも登場し、第1回の出演を終えたのだった。
さて、これらのシーンを合計した値だが、その数なんと、わずか57秒!!(これを含め、以下、値は編集部計測)これに対し、ドラマのCMを抜いたその長さは46分12秒。ゆえに、ドラマ全体における新垣さんの出演シーンの比率は......たったの2.1%だったのだ!!