「ワーケーション」言葉は以前からあるけど... コロナ禍での推進に「なぜ今」感

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「趣旨は分かるんですが、なんかずいぶん優雅な話だなと」

   それから3年が経ち、人が移動することによる感染拡大リスクが指摘される中でのワーケーション推進の動きだ。疑問視する声も相次でいる。例えば国民民主党の玉木雄一郎代表は7月29日の会見で、「趣旨は分かる」としながらも、恩恵を受ける層が限られることを指摘した。

「趣旨は分かるんですが、なんかずいぶん優雅な話だなと聞こえます。もちろん、バケーションしながらワークできるっていう、そういうのができたらいいですけど、それができる仕事の形態とか、所得階層の人って、どういう人なんでしょうね?」

   さらに、検査・隔離・追跡体制の拡充、対象を限定した自粛要請と休業補償のための法的整備の優先順位が高いとして、

「それを横に置いといてワーケーションというのは、私は少し的が外れているのではないかと思います」

とした。

(J-CASTニュース編集部 工藤博司)

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