「どう見るかは客の判断だが、個別に対処したい」
クラウドファンディングを巡っては、納豆料理を店で提供する会社が一部の資金提供者から生涯使えるパスポートを「取り上げた」などとトラブルになった事例も知られている。それだけに、ツイッター上では、資金提供者への待遇に関心が集まり、「これはさすがに可哀想すぎる」「無観客じゃなくて『最前列のみライブ』でも良いのでは」といった声が寄せられた。
一方で、「注意事項読んだ上で100万円入れてると思うのでいいのでは...?」「客商売だから99万円は何かしらのフォローは入ると思う」などと7500円の払い戻しに理解を示す向きもあった。
WACKの渡辺社長は7月29日、J-CASTニュースの取材に対し、次のように説明した。
「すごいリツイートの数で、驚いています。法的な問題などがあるのかはよく分からないのですが、CAMPFIRE側とは話し合いの場を持ちました。最前列確約を除いたコース内容をどう見るのかは、お客さまの判断になると思います。3か月で30万円する僕のオンラインサロンには、30人のお客さまが参加されており、こうした内容には納得されて入っているのではないかと思っています」
ライブ最前席がなくなったことの代替案があるかについては、こう話した。
「その件は、まだコースのお客さまとお話ができていないので、話せません。お客さまから問い合わせがあったかなども、お答えできないです。僕としては、100万円をお支払いになった特別なお客さまに対しては、個別に対処しないといけないとは考えています」
(J-CASTニュース編集部 野口博之)